データビジュアライゼーション講習

本講習は、デザイナー、エンジニア、データサイエンティストをはじめとして、企業経営者、コンサルタント、行政関係者、議会議員など、データ活用に関わる全ての職業の方を対象にしています。

最新のおしらせ

今後の講習については、原則オンラインでの実施とさせていただきます。オンラインでの環境設定はご案内ページをご覧ください。

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【即戦力・1日間】データを自在に取得し、キレイにする極意

【高コスパ!】汎用性の高いツールを学ぶことで データの取得から効率のいい加工までを一気通貫で

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読み物

データのラングリング(クレンジングと整形)

自分で生成し取得した一次データであれ、他者が提供しているものを取得した二次データであれ、分析や可視化が可能となる状態に、クレンジングや整形と呼ばれる工程が必要となります。 この工程が人手がかかり泥臭く、退屈な工程であったりもするのですが、最近は手法の共有やツールが出揃ってきていることによって、...

データの可視化が日本全体にもたらす価値とは

講習を主宰しているより、データビジュアライゼーション講習にかける想いです。ご一読いただけましたら幸いです。 誰に対して、何をしたいのか? 情報が得られなかったことで、困る人を誰一人なくしたい。そのためにはデータを活用できる素養を、一人ひとりが育んでほしいと考えています。仕事で使うExcelは...

データの可視化にある、二つの側面

データの可視化には、二つの側面があることがなかなか整理されていないため混乱があると思います。一つは「データの分析自体がデータ可視化である」側面、もう一つは「データを使ったプレゼンテーション」である側面です。 前者、データ分析の結果を視覚的に得ている以上、データ分析の出口は可視化が掴んでいると...

データビジュアライゼーション(データの可視化)とは?

人間の脳は、文字よりもビジュアルな情報を処理する方が得意とされています。つまり、トレンドや統計をわかりやすく説明するために、図やグラフ、デザイン要素を用いてデータを可視化=ビジュアライズすることで、データの理解を効率化し、新たな活用を見出すことができるのです。

データビジュアライゼーションに必要なのは、目的に応じて説得力があり、理解しやすいビジュアルとしてデータを示すための「データを翻訳し、可視化するチカラ」です。
データビジュアライゼーションは、デザイン、エンジニアリング、ビジネス、サイエンスの真ん中にあり、それぞれを結びつけながらさらなる効果をもたらします。

データビジュアライゼーション講習とは?

オフラインで座学と実習をしっかり学ぶ一日(6+1時間)完結型のオフライン講習と、オンラインで実習で必要な部分のみ学ぶ(3時間)の二通りの学び方を用意しています。

受講対象者

本講習は、デザイナー、エンジニア、データサイエンティストをはじめとして、企業経営者、コンサルタント、行政関係者、議会議員など、データ活用に関わる全ての職業の方を対象にしています。

データビジュアライゼーションの理解は、デザイナーならエンジニアリング力を、エンジニアならデザイン力を、ビジネスパーソンならその両方を実学的に習得することに繋がります。

過去の歴史的な作品と海外の最新作品の両方をとりあげ、俯瞰的な視座を提供します。

データビジュアライゼーションの学びは、あなた固有のスキルの幅を広げるだけではなく、データに関わる別な職業の人たちとのコラボレーションを容易にし、新たな視点や気づきをもたらすことでしょう。

こんな方に向いています

自治体関係者

オープンデータを公表したのはいいが、どう活用してもらったらよいかわからない。

研究者や研究グループ関係者

研究結果はたくさんあるが、どうやってアウトリーチへ繋げていけばよいかわからない。アウトリーチのための表現方法がわからない。

議会関係者(市議、区議)

政策を主張するためにデータの活用したいが、どうやったらいいのかよくわからない。

企業の人事ご担当者

社員研修として、一般的なチャートやグラフの扱い方と、デザイナー以外でも理解できる情報デザインの考え方を学び、データ利活用のリテラシーを底上げしたい。

企業の広報・IR部門のご担当者

事業体の内部環境についてまとめたデータを、どうやって効果的に社内や社外へ発信していけばよいかわからない。

企業の企画・マーケティング部門のご担当者

事業体の商材について、データを活かしてどうやって効果的に社内外へ発信していけばよいかわからない。

エンジニア

D3.jsやPythonを使った表現方法を学びたい。もしくはそれらスクリプトでの表現方法を最大化するための知見を学びたい。

デザイナー

人の認知能力やデータの特性に基づいた視覚化のリテラシーを学び、表現に生かしたい。

報道関係者

ニュース記事の伝達の仕方において、どんな見せ方が最適なのかわからない。

開催概要

名称

データビジュアライゼーション講習

開催日時

講習ご購入時に選択ください。

お申し込み

事前決済で承っております。価格は講習ごとに記載しております。

お客様の情報はShopifyプラットフォーム上で管理しております。

決済方法

コンビニお支払い、クレジットカード、PayPal、デジタル通貨(Bitcoin、Bitcoin Cash、Ethereum、Litecoin)、Apple Pay、Amazon Payに対応しています。当日会場払いをご希望の場合は、ご面倒をおかけして恐縮ですが、ご連絡ください

特定商取引法に基づく表記

こちらのページをご覧ください。

ご注意

昼食代は含まれておりません。

講義資料を紙とPDFで配布いたします。

タイムテーブルは細部を変更する可能性がありますのでご承知おきください。

本講座資料を用いた、独自の講座の開催はお断りいたします。

ご参加いただいていない社内の方への資料の展開はお断りいたします。

講師について

矢崎裕一

データ・ビジュアライゼーションの実践と普及に関する様々な活動をおこなっている。共著書に「RESASの教科書」がある。東証一部上場企業での企業研修や行政向けの研修などの実績多数。

肩書

多摩美術大学 情報デザイン学科 非常勤講師/国立国会図書館 委嘱研究員/東京大学空間情報科学研究センター 柴崎研究室 協力研究員/千葉工業大学大学院 デザイン科学専攻/コード・フォー・トウキョウ 代表/データ・ビジュアライゼーション・ジャパン 発起人/合同会社ノーテーション 代表社員/おもちゃコンサルタント。

講習にかける思い

本講習はこの一貫として、過去の研究成果や、海外での事例、ソースコードの中に埋め込まれた知見などに加えて、海外カンファレンス参加での知見や、シビックテックとして自治体との協業、データビジュアライゼーションのコミュニティ活動などで得た知見を、より幅広い方たちにご活用いただけるよう組み合わせや整理などを行ったものです。

ぜひご活用いただき、ご自身のお仕事・ご研究などにお役立ていただけましたら幸いです。

元々、株式会社ビジネス・アーキテクツというウェブ制作会社に所属するアートディレクター/インターフェイスデザイナーとして7年ほど勤めましたが、デザインのみならずプログラミングも自分で行いたいことと、家電ユーザーインターフェイスの仕事を増やしたくて独立しました。

それから十年になりますが、現在は、多摩美術大学の情報デザイン学科にて非常勤講師として働き、千葉工業大学の工学研究部デザイン科学専攻にて博士号の取得を目指して学んでおります。これは「科学知見に学び、表現活動に活かす」ということなんだと、自分の活動を再定義することができました。

本講習以外でのレギュラー講師

  • 日立インフォメーションアカデミー(講師)
  • 多摩美術大学 情報デザイン学科(非常勤講師)
  • デジタルハリウッド大学院(データサイエンスゲスト 講師)

講義・ワークショップ実施実績

  • 企業:清水建設株式会社、データエクスチェンジコンソーシアム分科会、日本経済新聞社など
  • 行政:国立国会図書館、内閣官房、総務省統計局、青森県、千葉県流山市、東京都立川市、富山県南砺市、横浜市経済局、米国大使館など
  • 学会・学校:可視化情報学会、シブヤ大学、スクー、地理情報システム学会、東海大学、東京大学CSIS 寄付部門など
  • 民間:FOSS4G Hokkaido、HTML5J、LOCAL GOOD YOKOHAMA、MTRL Kyotoなど

よくいただく質問

Q. 予習は必要でしょうか。

A. 予習は特に必要ありません。事前にご案内するアプリケーションのインストールをお願いすることはございます。

Q. ついていけるか心配です。

A. 初級コースについては、プログラミングの実習はございません。アプリやウェブアプリの使い方を習得いただきますのでご安心ください。

これまで受講いただいた方

一部上場企業の事業戦略室の方、事業開発部の方、システム開発部の方、地方議員、中央紙新聞社デザイナー、不動産会社経営者、カーナビメーカーの技術者、人工知能研究チーム所属の研究者、人文社会系研究者、BtoCメーカーのセールス・レポーティングのご担当者などにご参加いただきました。

受講者の声

博報堂アイ・スタジオ Creative technologist 川崎 順平さん

博報堂アイ・スタジオ Creative technologist 川崎 順平さん

2日間朝から夕方までミッチリと10個のツールを学んでいくという感じのもので、POWER BI、Google colaboratoy、Tabula、QGIS、kepler.gl、Mapboxなどなどを触って実データをクレンジングしたりビジュアライズしたり可視化したりと、とんでもなく得るものが多...
雑誌編集者 M.M.さん

雑誌編集者 M.M.さん

 はじめてプログラミングというものに触れるべく、講習を受けてきました。「データビジュアライゼーション」という、あまり耳馴染みのないソレ。 ぱっと見、小難しそうだけれど、要はデータの可視化。ただし、表→ソート→グラフ、というよくあるアレの、さらにずっと先のもの。奥行きがあって、膨大なデータを扱う...
日本公共利益研究所 西村健さん

日本公共利益研究所 西村健さん

データビジュアライゼーション・・・その奥深さに見せられる1日。 1つのちょっとした違いで鮮やかに認知がかわってくることを体感。 可視化という言葉がいかにリアリティを持つかを実感、 デザイナーとしての実績に基づいた知見、技術の背景にある理念への共感。 データ分析・統計分析、政策立案の専門家である...

東村山市議会 東村山市日中友好協会 渡辺英子さん

少人数での講習だったので、ふだん疑問に思っていたことや課題に感じていたことを気軽に質問でき、的確にアドバイス頂けました。 あとは身につくように応用していきたいと思います。矢崎さんの豊富な知識や経験が溢れ出る講義の合間のエピソードやサイトや書籍のご紹介が楽しいです。 ぜひ一度体験してください!